月刊メルマガ10月号vol224
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月刊 エネ経会議10月号vol224
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鈴木代表理事

熱に目を向ける

苦しんだ酷暑が嘘のように朝晩はヒヤッとする秋らしい気候になってきました。夏の暑さの記憶が新しいうちに、私ごとで恐縮ですが、この夏の(建物としての)我が家についてご報告します。

我が家は28年前に小田原の海のそばに建てられました。できた当時にはそんなことはなかったのですが、近年は気候変動による猛暑で、真夏の日中はエアコンを全開にしてもとてもいられないくらいに室温が上がるようになってしまいました。そこで2年前から当会の「エネルギー何でも相談所」のテクニカルアドバイザーで建築家の丸橋浩さん(株式会社デザインオー建築事務所)のお力をお借りして、我が家の快適化プロジェクトがスタートしました。

まずは、熱という観点で機器を使って現状を調査し、さらに断熱を施した場合に室内の温度がどう変わるかのシミュレーションを繰り返し、その上でどの空調システム(エアコン、輻射熱、床暖など)がいいかと併せて、風呂や台所への温水供給の方法も含めての検討を重ねました。井戸を掘って地下水利用や太陽熱の温水器なども検討しましたが、コストや建物の形状の制約もあり、すでに10年程前から屋根に太陽光発電を設置してありましたので、基本は電気を上手く使うことにしました。

続きはコチラからお読みください。

【今後の予定】■エネ経会議の活動スケジュール■
10月23日 事務局会議
10月25日 運営委員会

【連載】金丸弘美氏に聞く 農業・食・エネルギーの現場から④~地域の木々を肥料やエネルギーに転換 千葉県・グリーンアースの木質バイオマス~

7月号から、エネ経会議アドバイザーの金丸弘美様による新連載がスタートしております。食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサーとして地域活性化に地域の方々と共に取り組まれる同氏が、学術領域や出版領域でも積極的に地域の活動事例を発表されている中で感じる事や、地域経済循環について農業、地域とエネルギーの関わり方などについてレポートしてくださいます。
※金丸様は昨年発行の8月号(205号)でも登壇いただいております。
■金丸氏 プロフィール
金丸氏は内閣官房地域活性化伝道師・総務省地域力創造アドバイザー、地産地消コーディネーター(農林水産省)、一般財団法人地域活性化センター シニアフェローの職務を通じ全国各地での各種取り組みをサポートされております。
以下に概要を記しますのでご興味のある方は事務局まで御一報下されば金丸様にお繋ぎ致します。
 
■地産地消コーディネーターとは、地域のあらゆる人・モノ・コトを広範に連携し経済と雇用や観光にも繋ぐお仕事になっており農林水産省にて予算化もされています。
https://www.maff.go.jp/j/budget/pdf/r5kettei_pr61.pdf
 
■総務省地域力創造アドバイザーは、年間5回以上。
最長3年。ZOOMも含まれる。費用は自治体がいったん負担し、年度末に総務省より支払われる、お仕事となります。
https://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/
 
■一般財団法人地域活性化センターでは経済循環モデルの普及を目指し、関連省庁横断型でサポートするような形態となっております。ご自分の地域での経済循環分析ツールを通して分析結果をレクチャーする機能もあります。
 
■内閣官房地域活性化伝道師は、1回ないし2回。
自治体から申請し、交通費・講師料は、すべて内閣府負担。
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/advice/index.php
第4回 千葉県・グリーンアースの木質バイオマス

地域から出る剪定材や木材を地産地消のエネルギーに換える

公園や並木道、一般家庭から出る庭木の剪定材を木材チップに換えて木質バイオマスボイラーで、石炭や重油などの燃料の代わりに使うことができる。行政と地域事業者のとの連携で実践している優良事例として、千葉県千葉市と株式会社グリーンアースの取り組みと教えてくださったのは豊岡和美さん。

原料が安価で身近で安価で大量に手に入り、周辺のゴルフ場、大学、市のプールなどに熱エネルギー供給ができる。石油利用に比べ燃料費は10分の1になる。千葉市と一緒に共同提案がされている。リサイクル業者がエネルギー供給事業者として生まれ変わる、との話だった。

豊岡さんは、一般社団法人徳島地域エネルギー(徳島県徳島市伊月町)事務局長で、住民・地域主体の地産地消の再生可能エネルギーの取組をされている。とりわけ重点を置いているのは里山の木材を活用した木質バイオマスエネルギー。豊岡さんは会社勤めのあと県議会議員に。そのあと3・11を契機に再生可能エネルギーの団体を仲間で立ち上げ地域が主体となり太陽光発電の設置を皮切りに実践と取り組みを仲間と始めた。 
活動の内容は、 
①自然エネルギー推進のコンサルティング。太陽光、小水力発電、風力発電、木質バイオマス熱利用
②太陽光発電所、小水力発電所のメンテナンス
③オーストリアETA社ほかのバイオマスボイラーの輸入代理店業務
④ETAほかの木質バイオマス設備の調査設計、設置およびメンテナンス

などがおもな業務内容となっている。

続きはコチラからお読みください。

JCI JCASの報告とエネ経会議交流会

トップリーダーズセッションに登壇する鈴木代表

意見交換の様子より

交流会の様子

本年度の活動計画の一環としてシンポジウムなどを東京だけでなく全国で行いそこに会員の方も参加して頂く事を掲げました。

今回鈴木代表が立ち上げにもかかわった友好団体JCI(気候変動イニシアチブ)が東京にて10月6日に主催した「気候変動アクション日本サミット(JCAS)2023」に鈴木代表がトップリーダーズセッションに登壇しましたので、この機会に併せて会員にも参加を呼びかけ、その後エネ経会議交流会を行いました。
今回のJCASを契機にJCIの「今まで多少おろそかであった中小企業や地方に対する取り組みにも力を入れていきたい」意向とも併せ、中小企業の仲間を持つエネ経会議としても積極的にJCI活動の一助を担っていければと考えております。

今回のJCASで発せられたキーワードは「協働」と捉え、他の団体とも交流しながら活動していきたいと考えます。

如何にして気候変動を自分事として捉えるかは一朝一夕には成し遂げられないかもしれませんが皆様と共に社会変革活動として位置付けていきたいものです。

続きはコチラからお読みください。

金丸弘美氏活動に関して

本年度のメルマガより連載記事を執筆頂いておりますエネ経会議アドバイザー金丸弘美氏は様々な形で活動をされております。
活動内容はhttp://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/yotei/yotei1199.pdfからご覧ください。

国の人材派遣事業にも金丸弘美氏は登録されており、国の制度で現地にうかがうことができます。
この派遣制度とは、町を通して内閣府・総務省へ申請していただければ、国の予算で現地に行き活動のサポートする制度ですのでご関心のある方はご活用をお考えいただけると幸いです。
 
金丸弘美氏登録の派遣制度には以下のものがあります。
総務省の人材派遣事業 総務省地域力創造アドバイザー
年間5回以上の派遣。現地にうかがい、1年間を通じ地域の課題を一緒に取り組んでいく制度。
市町村が独自に予算をたて総務省に登録の金丸氏を要請した場合、
かかった費用は地方交付税で補てんされる制度。オンラインでのアドバイスも可能。最高3年。
https://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/
 
内閣官房の伝道師派遣制度 内閣官房地域活性化伝道師
地域アドバイスを実施するもの。内閣府からも担当者がきます。
現地の取り組みを観て、地域の方に集まっていただき、各地の事例や、今後の展開を協議するもの。
1、3回うかがうこととなります。費用は内閣府から出ます。
内閣官房 地域活性化統合事務 内閣府 地域活性化推進室 
https://www.chisou.go.jp/tiiki/ouentai.html
 
「地産地消コーディネーター事業」(農林水産省)
https://www.kouryu.or.jp/information/20230613_3184/
学校給食・病院食の地場産活用支援事業。

SNSからの情報発信について

Twitter画面より

2021年6月より、SNSからの情報発信を強化すべく、エネルギーから経済を考える経営者ネットワークTwitterページを刷新し、新たにスタートしております。業界の活動を報じる新聞記事や活動情報を随時発信してまいりますので、FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの方はぜひフォローをいただき、ご確認願います。

■Twitterページ情報
https://twitter.com/enekeinetwork

Facebookページからも活動情報を随時発信しておりますので、ぜひフォローをいただきご確認願います。
■Facebookページ情報
https://www.facebook.com/enekeinetwork

事務局より

現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。

ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。
運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。
会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。

新年度に当たり会費納入のお願いを郵送いたしました。会費は当エネ経会議の貴重な活動資金となっております。皆様の温かいお志に感謝いたしますと共に、今後ともささやかながら課題解決に向かって共に歩む糧と致したいと考えますのでどうぞよろしくお願い致します。

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

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お待たせいたしました。「エネルギーから経済を考える②実践編」が出来上がりました。著者の筆の遅さ故、だいぶ時間がかかってしまいましたが、その分、内容は濃いものになったと、手前味噌ではありますが、思っております。ご協力の賜物でございます。心よりの御礼を申し上げます。

東日本大震災と福島の原発事故の直後に上梓した第一巻は、思いや考え方を主に著したものでした。それから7年が経ち、エネ経会議のお仲間の活動が進み、世に知っていただきたい実例が増えてきました。

また、気候変動やSDGsといった言葉が一般化し、地球規模で時代の潮目が大きく変わってきたように思います。

そんな中でしたためました第二巻であります。ご一読くださり、ご感想をお聞かせいただければと存じます。

なお、ご購入につきましては以下のリンクをご参照ください。万が一購入できない場合は恐れ入りますが事務局まで問い合わせ願います。
ご購入はこちらから。
編集責任者 事務局 山崎 敬子
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◇ 配信者 : エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
◇ 関連ホームページ:https://enekei.jp<https://enekei.jp/>
◇ Facebookページ:https://www.facebook.com/enekei.jp
◇ ご意見・お問い合わせ: contact@enekei.sakura.ne.jp 電話:0465-24-5180
 
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