月刊メルマガ8月号vol205
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月刊 エネ経会議8月号vol205
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エネ経会議関係者の皆さま お名刺交換をさせていただいた方に送信しています。
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鈴木代表理事

「地域版エネルギー基本計画」について再び

この国の経済が抱える問題のひとつは、市中には大量のお金が出回っているのに、それが偏在し地域で廻っていないこと、あるいは海外へ漏れ出していることであること、中でも特に地域経済という視点では、地域のエネルギー収支のアンバランス、つまり域外から買うエネルギーの代金の流出が大きいことを前号のメルマガでも申し上げました。
 
エネルギーは、まずは賢く使う工夫=省エネを進め、並行して、できる限り手元足元で賄えるシステムを作ることが重要です。ただ、エネルギーシステムの変革は時間がかかります。一朝一夕ではできません。計画的に進めることが必要です。地域のステークホルダー、行政、住民、議会、企業、エネルギー事業者(新電力と呼ばれる地域エネルギー会社があればなおよい)が挙って連携して自分の地域ではエネルギーをどう賄っていくのかを表すエネルギーに関する地方版の基本計画を策定し、行政の政策に持ち上げていくこと。その計画の進捗を定期的にチェックし、外部環境の変化に合わせて更新をしていくいわゆるPDCAを廻していくことが重要です。

続きはコチラからお読みください。

■エネ経会議の活動スケジュール■

8月24日 運営委員会
9月2日 事務局会議
9月7日 千葉県省エネセミナー
9月16日 事務局会議
9月28日 運営委員会

【地域経済循環について エネ経会議アドバイザー・金丸弘美氏に聞く】

エネ経会議はその活動の大きな2つの目的として、「地域での再生可能エネルギーを中心としたエネルギーの自給体制をつくる」と「賢いエネルギーの使い方を学び実践する」を挙げています。
また、エネルギーは地域経済にとっても必要不可欠なものであることは論を待ちません。
エネルギーと地域経済循環の関係に焦点を当てることも活動の重要なテーマとなっています。
 
今回は、活動目的のうちの地域経済循環について農業の観点から、エネ経会議アドバイザーの金丸弘美様に、食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサーとして、地域活性化に地域の方々と共に取り組み、学術領域や出版領域でも積極的に地域の活動事例を発表されている中で感じる事や、地域とエネルギーの関わり方についてお話を伺いました。
 

 

■金丸氏 プロフィール
食環境ジャーナリスト。食総合プロデューサー。執筆活動のほか食の総合プロデユーサーとして食育と地域づくりを連携させた活動を各地で手掛ける。
現在、住生活総合雑誌「ハウジングトリュビューン」、「月刊クリンネス」、「月刊NOSAI」、
「味の味」など、6媒体で連載を手掛ける。テーマは、地域づくり。
 これまで各地で食育と食のブランド化を連携する「食のワークショップ」を全国でてがけている。これらの活動を書いた『田舎力 ヒト・物・カネが集まる5つの法則』(NHK 生活人新書)は65メデァアでとりあげられベストセラーとなる。
 

講演する金丸氏

総務省地域力創造アドバイザー、内閣官房地域活性化応援隊地域活性化伝道師、地産地消コーディネーター(農林水産省)、(一財)地域活性化センターシニアフェローなどを担当。
このほか、
特定非営利活動法人発酵文化推進機構 特任研究員・発酵食品ソムリエ/高知県観光特使/「かがわの食」Happyプロジェクト実行委員会委員(香川県)/雪国やまがた伝統野菜PR大使(山形県)日本ペンクラブ会員/ライターズネットワーク会員/まちづくりNEXTメンバーなど。

著書やホームページ情報はコチラからお読みください。
 

田辺市「たなべ未来創造塾」の終了式

―移住・定住・農業者の確保など地域の活力づくりに取り組まれている中で、他地域にも活用できる事例をお教えください。

金丸 移住・定住でもっとも注目しているのは、高知県の人材育成事業「土佐MBA」、和歌山県田辺市の「たなべ未来創造塾」。これらは行政・大学・金融機関の包括協定が結ばれ、参加者のスキルアップと起業、または新規事業を繋ぐ講座です。

 

塾生の事業計画紹介

和歌山県田辺市「たなべ未来創造塾」は、富山大学と連携し20歳から40歳までを対象に、公募・推薦のあった新たな事業に取り組む人を面接して12名に絞り、それぞれのビジネスプランを具体化してゆくものです。このプランには金融投資も実施され、現在4期生で35の起業が生まれております。受講料は14回で1万円となっており、2020年の移住は70名と成果に繋がっております。

塾生のポスターによる事業計画プレゼン

2020年からは20代から50代の子育て世代の女性対象として月3万円を稼ぐ「プチ講座」も開始されました(受講料は3000円)。塾の修了式には高校生で地域活動をしている生徒と先生も呼ばれます。彼らに将来、地域に仕事があることを知ってもらうこと、自主的に地域活動を促すことで、すでに高校生がさまざまな活動を始めています。
「たなべ未来創造塾」公式サイト
 現在、熊本大学に田辺市のノウハウが連携され、塾がスタート。九州から若い人たちの起業支援が始まっています。
開講式を行いました - あそ未来創造塾 |(公財)阿蘇地域振興デザインセンター (aso-navi.com)
 http://www.asodc.or.jp/

続きはコチラからお読みください。

友好団体からの情報共有

■気候変動イニシアティブ(JCI) 

気候変動イニシアティブ(JCI) 今後の予定
1. 気候変動アクション日本サミット2022を開催(2022年10月14日)
日本国内の脱炭素化に向けたさらなる機運向上を目指し、本年10月14日(金)に「気候変動アクション日本サミット(JCAS2022)」を会場+オンラインで開催します。詳細は別途、公表します。

2. COP27への参加(2022年11月)
本年11月6日〜18日、エジプト、シャルム・エル・シェイクにおいて開催されるCOP27にJCIも参加します。

SNSからの情報発信について

Twitter画面より

昨年6月より、SNSからの情報発信を強化すべく、エネルギーから経済を考える経営者ネットワークTwitterページを刷新し、新たにスタートしております。業界の活動を報じる新聞記事や活動情報を随時発信してまいりますので、FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの方はぜひフォローをいただき、ご確認願います。

■Twitterページ情報
https://twitter.com/enekeinetwork

Facebookページからも活動情報を随時発信しておりますので、ぜひフォローをいただきご確認願います。
■Facebookページ情報
https://www.facebook.com/enekeinetwork

事務局より

現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。
 
ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。
運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。
会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

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お待たせいたしました。「エネルギーから経済を考える②実践編」が出来上がりました。著者の筆の遅さ故、だいぶ時間がかかってしまいましたが、その分、内容は濃いものになったと、手前味噌ではありますが、思っております。ご協力の賜物でございます。心よりの御礼を申し上げます。

東日本大震災と福島の原発事故の直後に上梓した第一巻は、思いや考え方を主に著したものでした。それから7年が経ち、エネ経会議のお仲間の活動が進み、世に知っていただきたい実例が増えてきました。

また、気候変動やSDGsといった言葉が一般化し、地球規模で時代の潮目が大きく変わってきたように思います。

そんな中でしたためました第二巻であります。ご一読くださり、ご感想をお聞かせいただければと存じます。

なお、ご購入につきましては以下のリンクをご参照ください。万が一購入できない場合は恐れ入りますが事務局まで問い合わせ願います。
ご購入はこちらから。
編集責任者 事務局 山崎 敬子
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◇ 配信者 : エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
◇ 関連ホームページ:https://enekei.jp<https://enekei.jp/>
◇ Facebookページ:https://www.facebook.com/enekei.jp
◇ ご意見・お問い合わせ: contact@enekei.sakura.ne.jp 電話:0465-24-5180
 
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