月刊メルマガ11月号vol208
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月刊 エネ経会議11月号vol208
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鈴木代表理事

エネルギー危機に直面して

今月は中小企業の経営を取り巻く諸状況が好転する兆しが全く見えないフラストレーションを感じながらのコラムになってしまいます。
 
「大胆な金融政策(金融緩和)」で、「金利を抑えれば、将来的なお金の価値が下がるから、国民の間に『下がる前に使ってしまおう』という意思が働き、消費が活発化し、景気がよくなり、賃金も上がるはず」と言われても、現実の暮らしでは、今使えるお金がない、将来が不安なので使えないというのが実態でしょう。
 
「機動的な財政出動」で、いくらお金を刷ってばらまいても、そのお金は一部の企業や団体・個人に集中し、内部留保、貯蓄として貯えられ、あるいは、化石燃料の輸入代金等で海外に漏れ出してしまい、一向に地域、地域の中小企業、そしてお金が必要な人の手に渡らない、つまりお金が廻っていないというのが実態でしょう。

続きはコチラからお読みください。

■エネ経会議の活動スケジュール■

11月22日 事務局会議

12月6日 事務局会議

12月12日 ECHO会議

12月20日 事務局会議

12月21日 運営委員会

【現場の声】中心市街地商業等活性化・まちづくり支援などを専門領域に活躍される三橋重昭様氏に商店街とエネルギーの関わり方の展望を伺いました。

エネルギーから経済を考える我々エネ経会議は、同時に地域の経済活動に取り組む経営者の集まりでもあります。そして、各地域の経済を常に支えてきた存在のひとつに「商店街」があります。

そこで、今回は商店街とエネルギーの関わり方について、中心市街地商業等活性化・まちづくり支援などを専門領域に活躍し、NPO法人まちづくり協会理事長や東京商工会議所まちづくり委員会専門委員会委員などを歴任された三橋重昭様に展望をお聞きしました。

特定非営利活動法人 まちづくり協会顧問(2001年~2013年代表理事・理事長)
地域商業研究所所長 
全国路地のまち連絡協議会 世話人 
現代まちづくり塾 世話人
【略歴】
ファッション専門店鈴屋(店長、開発本部次長、新業態事業開発運営会社取締
役)を経て、昭和62年商業・流通システム研究所(現・地域商業研究所)設
立。
全国商店街振興組合連合会近代化研究会会長
経済産業省まちづくり事業戦略研究会座長
NPO法人日本都市計画家協会 理事
東京商工会議所 まちづくり委員会専門委員会委員
中小企業基盤整備機構登録 タウンマネージャー、
中心市街地商業活性化アドバイザー、 商業活性化アドバイザー等を歴任
【著書】
「地域商業の底力を探る」編著 (白桃書房)2017年3月刊
「よみがえる商店街」(学芸出版社)2009年10月刊
「地域小売店のカード戦略」(ダイヤモンド社)
「中心市街地活性化の進め方」(日本マネージメントリサーチ社)
「中心市街地活性化三法改正とまちづくり」共著(学芸出版社)
「地方分権時代のまちづくり」編共著(社団法人 中小企業診断協会)

三橋先生のご著書『よみがえる商店街ー5つの賑わい再生力』

―地域資源としてみた時の日本の商店街の現用や課題などをお教えください。
三橋 現状としては、日本の商店街は1970年代から50年間ずっと長期衰退の傾向にあり、売上も減っています。1995年以降は国が3年に1回実施している実態調査でも、繁栄している商店街は2パーセントほど。衰退しているのは50%以上とあります。その分、スーパーや郊外型大型店に人が流れています。その部分だけ見ればネガティブな面にばかり目がいきがちですが、そうでもありません。実は、商店街は地球にやさしい商業施設です。そもそも郊外の大型店に行くためには車が必要です。結果、多くの車がガソリンを使いますので、CO2が発生します。(大きな施設では年間1万トン以上)一方、商店街は日本に限らず、パリやロンドンしかりヨーロッパも市街地にあります(欧州は「商店街」とは言いませんが)。車を必要としません。また、ヨーロッパは中心市街地の商店を大事にしており郊外の大型店の建設はある程度規制しています。さらに土曜日は営業時間が制約され、日曜日は営業せず。日曜は、人々は町中=中心市街地のマーケット(商店街)で買い物をします。
 
ですから、これからのゼロカーボン社会においては、中心市街地の商店街は地球に非常にやさしい施設として、非常に大切な存在になると私は思っています。

続きはコチラからお読みください。

11月25・26日 内子町脱炭素地域づくりシンポジウムのお知らせ

NPO法人農都会議は、内藤鋼業ほかの企業、団体と協働し、11月25日(金)と26日(土)の両日、「持続可能な森林資源を活用した脱炭素地域づくり ~地域から見る地域通貨とニューコモンズを視野に」シンポジウムを、内子町内の会場とオンラインを併用して開催します。エネ経会議は後援予定で、会員の方が企画に密接にかかわっています。

愛媛県内子町に2つ目のバイオマス発電所が運開するのを機に開催されるもので、地域循環共生圏でのシナジー効果の加速化をめざし、企業、自治体、市民、地域 外の大学や企業が協業する「ニューコモンズ」について報告、討議し、全国へ発信するものです。

同シンポジウムでの基調講演には 神奈川大学理事名誉教授 日野晶也氏、前環境省事務次官 中井徳太郎氏、内藤鋼業 代表取締役 内藤昌典氏、日本総合研究所主席研究員 藻谷浩介氏 が登壇されるほか、 内子町内藤鋼業や島根県津和野町、宮崎県 串間市、竹中工務店、サイテックアイ、島根県立大学などによる地域事例報告や意見交換が行われる予定です。

持続可能な森林資源の活用と脱炭素地域づくりに関心をお持ちの皆様はどうぞご参加をお願いします。
【シンポジウムについて】
●概要 シンポジウム概要はコチラから。
●定員 会場:250名(先着順)、オンライン:100名
●参加費 会場:無料、オンライン:1,000円
●参加申込方法
 1) 会場参加の方は、内子町共生館ホール(地 図)へ直接お越しください。お申込は不要です。
  *上記の会場案内をご参照ください。
  *前泊・後泊される場合の宿泊は、JJ旅行センター へお尋ねください。

 2) オンライン参加の方は、下記よりチケットの購入をお願いします。
  https://peatix.com/event/3348800/view

※Peatixでオンライン参加の申込が出来ない、方法が分からない場合は、お名前、連絡先、ご所属等を明記の上、メール にてお申し込みをお願いします。
※オンライン参加へお申込みいただいた方へ開催前日までにNPO法人農都会議からZoomアドレスをお知らせします。

●お問い合わせ
 NPO法人農都会議 事務局
  E-mail:noutokaigi@gmail.com
  URL:https://blog.canpan.info/bioenergy/

友好団体からの情報共有

■気候変動イニシアティブ(JCI) 

1. 概要レポート公開|気候変動アクション日本サミット(JCAS)2022
気候変動イニシアティブ(JCI)は、2022年10月14日(金)に、「気候変動アクション日本サミット 2022(JCAS2022)」を開催しました。5回目となる今年は、3年ぶりに会場開催を復活し、オンラインでも視聴いただくハイブリッド形式で実施しました。国内外のあらゆるセクターからご参加くださった約1700名の方々とともに、情報開示、建築物、交通・運輸などの分野で最先端を走るメンバー団体の事例報告を受けて、脱炭素社会の実現を加速化させる議論を深め、行動へとつなげる機運を醸成することができました。
→ 続きを読む https://japanclimate.org/news-topics/jcas2022-report/

2. 協力依頼|アンケート実施
JCIメンバー団体皆様を対象に、今年のJCASや今後のイベント開催についてアンケートを行います。JCASの参加形式やプログラム内容、今後のイベント等に期待する内容や活動などについて、10月のJCAS2022への参加の有無に関わらず、ぜひご意見をお寄せください。貴団体内の関係各所にお声掛けいただけますと幸いです。
→ アンケート https://business.form-mailer.jp/fms/c371ed28185488
回答期限:2022年11月30日(水)

SNSからの情報発信について

Twitter画面より

昨年6月より、SNSからの情報発信を強化すべく、エネルギーから経済を考える経営者ネットワークTwitterページを刷新し、新たにスタートしております。業界の活動を報じる新聞記事や活動情報を随時発信してまいりますので、FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの方はぜひフォローをいただき、ご確認願います。

■Twitterページ情報
https://twitter.com/enekeinetwork

Facebookページからも活動情報を随時発信しておりますので、ぜひフォローをいただきご確認願います。
■Facebookページ情報
https://www.facebook.com/enekeinetwork

事務局より

現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。
 
ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。
運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。
会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

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お待たせいたしました。「エネルギーから経済を考える②実践編」が出来上がりました。著者の筆の遅さ故、だいぶ時間がかかってしまいましたが、その分、内容は濃いものになったと、手前味噌ではありますが、思っております。ご協力の賜物でございます。心よりの御礼を申し上げます。

東日本大震災と福島の原発事故の直後に上梓した第一巻は、思いや考え方を主に著したものでした。それから7年が経ち、エネ経会議のお仲間の活動が進み、世に知っていただきたい実例が増えてきました。

また、気候変動やSDGsといった言葉が一般化し、地球規模で時代の潮目が大きく変わってきたように思います。

そんな中でしたためました第二巻であります。ご一読くださり、ご感想をお聞かせいただければと存じます。

なお、ご購入につきましては以下のリンクをご参照ください。万が一購入できない場合は恐れ入りますが事務局まで問い合わせ願います。
ご購入はこちらから。
編集責任者 事務局 山崎 敬子
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◇ 配信者 : エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
◇ 関連ホームページ:https://enekei.jp<https://enekei.jp/>
◇ Facebookページ:https://www.facebook.com/enekei.jp
◇ ご意見・お問い合わせ: contact@enekei.sakura.ne.jp 電話:0465-24-5180
 
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