エネ経会議

友好団体である気候変動イニシアティブ（JCI）様のご活動をご紹介します。

■気候変動イニシアティブ（JCI）　2022年度活動方針■
 
昨年度は、コロナ感染拡大による制約が続きましたが、2030年削減目標に向けたメッセージに大きな賛同が集まり、目標引き上げの実現に貢献しました。11月のCOP26では、JCIメンバーとして参加資格を得た企業・団体が現地で活動を行い、特に若者の活動がメディアでも大きく取り上げられるなどの成果がありました。 

2022年度は2030年削減目標の実現に向け、実際の取組み強化を開始する年です。ロシアによるウクライナ侵略がエネルギー危機を深め、その中で一部には脱炭素化の取組みを遅らせるような動きもあります。その中でもJCIは、日本の気候変動対策強化に向け、以下のように活動していきます。
 
1）JCI連続ウェビナーの開催
6月に予定される政府の「クリーンエネルギー戦略」策定を視野に、連続的にウェビナーを開催しています。3月25日に行った第1回「脱炭素実現へカーボンプライシングはどうあるべきか」には1200人以上の方がご登録、840名のご参加をいただきました。
 
第2回「クリーンエネルギー戦略」（5月予定）
第3回「石炭フェーズアウト」（6月予定）
 
2）JCIメッセージの発表
国のクリーンエネルギー戦略の議論に向けて、自然エネルギーの重要性を再確認し、さらなる導入加速を求めるJCIメッセージを、多くのメンバー団体の賛同を得て、5月下旬に発表したいと思います。詳細は別途お知らせします。
 
3）メンバー間の経験交流ワークショップ
2019年7月に、先駆的な企業、自治体の取組みを共有するJCIメンバー間の経験交流ワークショップを東京で開催しました。その後は新型コロナウィルスの影響で実施が見送られてきましたが、今年度は、企業・自治体間などセクターを超えた交流を可能とする形で、7〜8月頃に対面で開催する予定です。
 
4）気候変動アクション日本サミット（JCAS）2022の開催
例年どおり10月に開催を予定します。今回は、オンラインと会場の両参加形式での開催を検討いたします。
 
5）COP27参加（11月7−18日　＠エジプト　シャルム・エル・シェイク）
COPにおいて日本の非政府アクターの取組みを世界に発信していく機会として、メンバー団体の参加を呼びかけます。 COP26と同様にJCIで参加証の取得を支援する予定です。
- COPジャパンパビリオンでのJCIイベント開催
- JCIの連携する海外の非政府アクターネットワークとの共催によるイベント開催
- 世界の企業、専門家との面談、意見交換の場の設定
- COP会場での政府との面談、メディアへの発信
 
【本件に関するお問合せは以下にお願いいたします】
気候変動イニシアティブ（JCI）事務局
activities@japanclimate.org