エネ経会議

エネ経連携団体の気候変動イニシアティブ（JCI） から8月31日に開催するオンラインセミナーのお知らせです。


 募集開始｜JCIウェビナー「最新のIPCC報告書の内容から脱炭素化への道のりに関する疑問まで：専門家と実践中のJCIメンバーがお答えします」（8/31オンライン）

8月9日、気候変動に関する政府間パネル（IPCC）が、気候変動の最新の科学的知見となる第6次評価報告書（第1作業部会）を発表しました。この報告書では、地球の平均気温上昇を工業化以前に比べて1.5度に抑えるというパリ協定目標実現の必要性とその緊急性の高さが改めて示されました。世界では11月に開催される気候変動枠組み条約会議（COP26）に向け、削減目標の大幅な引き上げと実践が求められています。

今回のウェビナーでは、本報告書に関わられ、4月より国立環境研究所の理事長に就任された木本昌秀さんを講師にお招きし、報告書で新たに分かった気候変動の科学的知見について解説していただきます。
また、改めてその必要性が明らかになった1.5度目標の実現に向けて、気候変動への取組みを始めたい、ステップアップしたい非政府アクターの後押しとなることを目指し、皆様が日頃感じている脱炭素化への道のりに関する疑問を事前に募集し、ウェビナーの中でお答えしていきます。

気候変動の最新の科学的知見が知りたい方はもちろん、「脱炭素化の取組みを進める上で、聞きたいことがある！」という企業、自治体、大学、団体など、あらゆる非政府アクターのみなさまの積極的なご参加をお待ちしております！

　◇日時：2021年8月31日（火）10:30-12:00
　◇開催方法：オンライン（Zoomウェビナー）
　◇参加費・参加登録：無料・事前登録制

→参加登録はこちら。ご登録のメールアドレスに参加用リンクが書かれたメールが届
きます。
https://japanclimate.org/news-topics/webinar_ipccar6wg1/

＊登録の際に、脱炭素化の取組みに向けて疑問に思われていることについての質問事項を受け付けます。当日の質問コーナーで回答していきますので、ぜひこの機会にご記入ください。

・2050年ゼロやそれを達成する2030年の削減目標、省エネ・再エネ目標の設定や、それらの目標を実現する取組みを進める上で、疑問に思うこと
・上記について、取り組みを進めている他の企業や自治体などに聞いてみたいこと
・国連キャンペーン「Race To Zero」について知りたいこと　など。

　◇プログラム（2021年8月17日現在）
　 司会：大久保 ゆり　自然エネルギー財団 上級研究員
　 1. 講演　IPCC 第6次評価報告書（第1作業部会）について
　 木本昌秀　国立環境研究所　理事長　
　 2. Q&A「ここが知りたい！　脱炭素化の取組みに関する質問にお答えします」
　 田中 健　WWFジャパン 気候・エネルギーグループオフィサー
　 高瀬香絵　CDP Worldwide-Japan　シニアマネージャー
　 他、Race To Zero サークルに参加しているJCIメンバー