エネ経会議

エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議

エネ経連携団体の気候変動イニシアティブ(JCI) が7月30日・8月3日・8月5日に開催するオンラインセミナーのお知らせです。

①自然エネルギー財団「自然エネルギー100%時代の電力システム」(7/30オンライン)

日本においても太陽光発電が遠からず最も安価な電源になることが明らかになる中で、脱炭素社会の実現に向けた自然エネルギーへの期待が高まっています。一方で、太陽光発電や風力発電といった変動型電源が増えると電力供給の安定性が損なわれ、安定性確保のためのコストが激増する、という主張も行われています。一方、自然エネルギー導入で先行する欧州などでは、大量の変動型電源を安定的に電力系統に統合することが可能になっています。

今回のウェビナーでは、自然エネルギー財団のトーマス・コーベリエル理事長、また長らくABB社において送電ビジネスの第一線で活躍し、現在では蓄電池、グリーン水素などで欧州の脱炭素ビジネスを牽引するInnoEnergy社の産業戦略エグゼクティブとして活躍するボー・ノーマーク氏を講師に招き、欧州の経験をお話いただきます。

■自然エネルギー財団「自然エネルギー100%時代の電力システム:電力コストと供
給の安定性はどうなるのか」
 ◇日時:2021年7月30日(金)15:30〜17:00
 ◇開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
 ◇参加費・登録:無料・事前登録制

→参加登録とプログラムはこちら。ご登録のメールアドレスに参加用リンクが届きま
す。
https://www.renewable-ei.org/activities/events/20210730.php

② RE100「日本政策セミナー」(8/3オンライン)

RE100は、電力の需要側が自らの消費電力を既に経済性の高い技術となっている再生可能エネルギーで100%賄うことを宣言する協働イニシアチブであり、世界の320社以上の企業が参加しています。日本からも58社が参加しています。

RE100は、良質な再生可能エネルギーを調達できる環境が必要と、各国において政策当局との対話を行う政策ワーキンググループを立ち上げており、日本においても今年初旬に立ち上げました。本セミナーは、RE100日本政策ワーキングとして第一回のセミナーであり、PPAや属性証明(非化石価値証書等)について、政策当局である経済産業省資源エネルギー庁の担当官にもご参加いただき、需要側、供給側、専門家が一堂に会するパネルディスカッションを行います。議論に先立って、世界の最新動向について第一線の専門家からの講演もございます。
※録画等の後日公開予定はありません。

■RE100「日本政策セミナー」
 ◇日時:2021年8月3日(火)15:00〜17:30
 ◇開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
 ◇参加費・登録:無料・事前登録制
 ◇日英同時通訳あり
 ◇講演者:黒崎美穂氏(BNEF)、オーレリー・ボーヴェ氏(ソーラーパワー・ヨーロッパ)、柴岡隆行氏(日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)事務局)、アレクサンドラ・クラッセン(RE100)、高瀬香絵(CDP)
 ◇パネリスト:肥沼敏之氏(資源エネルギー庁)、石田雅也氏(自然エネルギー財団)、真野秀太氏(みんな電力)等 ※需要側企業については調整中。

→参加登録はこちら。セミナーに先立ち、ご登録のメールアドレスに参加用リンクが
書かれたメールが届きます。
RE100 Japan Policy Seminar
https://docs.google.com/forms/d/1jxko-2_92SElEqnZGJQkuiHVnD56uI7yUeKGmnV3ZZc
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③ 自然エネルギー財団「2030年持続可能なエネルギーミックスはどうあるべきか:政府案の徹底検証」(8/5オンライン)

7月21日に政府が公表した次期エネルギー基本計画素案の中で、2030年に自然エネルギー電力を36〜38%にする一方で、石炭火力と原子力発電をともに20%程度使い続けるという電源構成案が示されました。

今回のエネルギーミックスは、日本政府が世界に公約した2030年度温室効果ガス削減目標(NDC)46%削減を確実に実現するものでなければなりません。同時に、2050年の実質排出ゼロ実現に向けたエネルギー転換を軌道に乗せるものになる必要があります。

政府案はこうした観点からどう評価されるか、2030年エネルギーミックスは、本来、どうあるべきか。また、自然エネルギー電力の大幅拡大をどう実現し、石炭火力と原発のフェーズアウトをどう進めるのか。
近々、政府案に対するパブリックコメントが開始される見込みです。日本のエネルギー政策、気候政策を決める重要な局面に、各分野の専門家を招き徹底検証します。
奮ってご参加ください。

■自然エネルギー財団「2030年持続可能なエネルギーミックスはどうあるべきか:政
府案の徹底検証」
 ◇日時:2021年8月5日(木)15:00〜17:00
 ◇開催方法:オンライン(Zoomウエビナー)
 ◇参加費・登録:無料・事前登録制
 ◇登壇者:大島堅一氏(龍谷大学)、平田仁子氏(気候ネットワーク)、高橋洋氏
(都留文科大学)、大野輝之・大林ミカ・木村啓二(自然エネルギー財団)

→参加登録とプログラムはこちら。ご登録のメールアドレスに参加用リンクが届きま
す。
https://www.renewable-ei.org/activities/events/20210805.php

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