月刊メルマガ1月号vol194
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月刊 エネ経会議1月号vol194
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エネ経会議関係者の皆さま お名刺交換をさせていただいた方に送信しています。
配信停止等は、お名前と受信メールアドレスをcontact@enekei.sakura.ne.jpまでご連絡ください。
 

鈴木代表理事

脱炭素の掛け声の先に

俄かに世の中には脱炭素の掛け声が飛び交っています。脱炭素は、まさに人類共通の喫緊の課題ですから、それはそれでいいことです。が、その先の方法論には少し違和感を覚えます。脱炭素が目的化し、本来の目的が見えなくなっている、いや、見ようとしていないのではと感じます。
 
果たして脱炭素が目的なのでしょうか。脱炭素は目的ではなく、手段なのではないでしょうか。脱炭素によってどういう世界を作りたいのか? 脱炭素社会とはどういう社会なのか?という議論はあまり聴こえてこないと感じます。

脱炭素という手段を使ってたどり着きたいゴールは、「持続可能」な世の中ではないかと思うのです。

ですから、脱炭素の大きな要素であるエネルギーに関していえば、求めるべきは持続可能なエネルギーシステムということになります。とすれば、「やはり原発は必要だ」というような意見が出る余地はないと思うのです。原発は仮に安全に稼働することが可能になったとしても、使用済核燃料の問題はそのままです。
どんな施設でも廃棄物の処理が出来なければ、その稼働は認められないのですから。

さて、持続可能なエネルギーシステム構築は以下のようなプロセスで取り
組むべきだと思うのです。

  • まずは使うエネルギーを減らす。=省エネ(効率よくエネルギーを使う)
  • その上で、熱、電力、動力などの要素からなる必要なエネルギーの全体像を描く。
  • それぞれのエネルギーをどう調達するかの計画を作る。
  • 政策決定して果敢かつ迅速に実行する。

ここでは、エネルギー源を以下の3つに分類して考えるということが肝要だと思います。
A.脱炭素になり、かつ、持続可能なもの
B.脱炭素にはなるが、持続可能性がないもの
C.脱炭素にもならず、持続可能性もないもの
それぞれ何でしょう?
 
追申:「100000万年後の安全」という映画をぜひご覧ください。(DVD、YOUTUBE、u-nextなど) 10年ほど前にもご紹介しましたが、原発の使用済核燃料の処分施設を巡るフィンランドのドキュメンタリー映画です。

■エネ経会議の活動スケジュール■

1月 20日 事務局会議
1月 26日 運営委員会
2月  3日 事務局会議
2月 17日   事務局会議
2月 22日  運営委員会

エネルギーなんでも相談所よりのニュース

テクニカルアドバイザーの竹林 征雄様より御挨拶をいただきました。

【竹林 征雄氏プロフィール】
新潟県出身 
(株)荏原製作所、横浜市立大、公益財団地球環境戦略研究機関、大阪大、国際連合大、東大などを経て現在NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク、(財)巨木・銘木を助ける会、水資源保全協議会に参加活動中。共著出版8冊。

竹林 氏

「混迷の世界からの大転換へ向けて」

 近年人間は、世界を大きく揺るがす局面に晒されている。
 
一つは、武漢市発生由来の新型コロナウイルスによる混乱である。
懸念される新型ウイルス変異株はアルファ株に始まり、オミクロンへと新手の12番目変異株まで出てきた。既に猛烈な勢いで第6波のコロナ禍に入った。世界の感染者数は約3.2億人、死亡者553万人となり、日本は186万人、1.8万人を数える。

今後も人間の活動と共に種々のウイルスがツンドラの下、アフリカや南米の深い森からも這い出てくるとされ、人類とウイルスとの戦いは永遠に続く。今回のパンデミックも「社会や経済、エネルギー」へと暗い陰鬱な大きな影を落とした。今後ウイルスと人類の関係、詰まり自然と人類の関わり方の見直しが必要と考える。


続きはコチラからお読みください。

SNSからの情報発信について

Twitter画面より

2021年6月より、SNSからの情報発信を強化すべく、エネルギーから経済を考える経営者ネットワークTwitterページを刷新し、新たにスタートしました。Twitterページからも活動情報を随時発信してまいりますので、FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの方はぜひフォローをいただき、ご確認願います。

■Twitterページ情報
https://twitter.com/enekeinetwork

Facebookページからも活動情報を随時発信しておりますので、ぜひフォローをいただきご確認願います。
■Facebookページ情報
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事務局より

現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。
 
ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。
運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。
会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

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お待たせいたしました。「エネルギーから経済を考える②実践編」が出来上がりました。著者の筆の遅さ故、だいぶ時間がかかってしまいましたが、その分、内容は濃いものになったと、手前味噌ではありますが、思っております。ご協力の賜物でございます。心よりの御礼を申し上げます。

東日本大震災と福島の原発事故の直後に上梓した第一巻は、思いや考え方を主に著したものでした。それから7年が経ち、エネ経会議のお仲間の活動が進み、世に知っていただきたい実例が増えてきました。

また、気候変動やSDGsといった言葉が一般化し、地球規模で時代の潮目が大きく変わってきたように思います。

そんな中でしたためました第二巻であります。ご一読くださり、ご感想をお聞かせいただければと存じます。
 
ご購入はこちらから

ご当地エネルギーレポート

ご当地エネルギーレポートは新型コロナウイルスの影響で暫く休刊とします。
編集責任者 事務局 山崎 敬子
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◇ 配信者 : エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
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