月刊メルマガ5月号vol201
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月刊 エネ経会議5月号vol201
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エネ経会議関係者の皆さま お名刺交換をさせていただいた方に送信しています。
配信停止等は、お名前と受信メールアドレスをcontact@enekei.sakura.ne.jpまでご連絡ください。
 

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月刊 エネ経会議4月号vol197
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鈴木代表理事

ピンチをチャンスに

気候変動は地球規模の危機であると同時に、大きなビジネスチャンスでもあります。 
気候変動対策で脱炭素の必要性の議論で、必ず出てくる意見は「脱炭素は金がかかるから難しい」というものです。が、金がかかるということはお金が動くということです。誰かの支払いは誰かの収入になります。
今日の損益計算表上のコストと見るか? 将来への投資と見るか? 私たち自身の意識改革と併せて、国や行政には将来の投資を促す施策を期待するところであります。
 
そんなことを考えていましたら、ちょうど、先日(5/13)、政府(経産省)は脱炭素社会の実現に向けた道筋を示す「クリーンエネルギー戦略」の中間整理として、2030年代半ばまでの10年間に官民で計約150兆円の投資が必要になるとの試算を盛り込み、年内に最終的な戦略をまとめると発表しました。
GX(グリーントランスフォーメーション)という言葉をこれからよく聞くことになりそうです。政府が長期にわたる大規模な支援策を示し、企業が安心して投資できるようにする仕組み作りの必要性、例えば、脱炭素につながる設備投資に対し、初期の補助金を高くし、段階的に引き下げていくことなどを検討し、企業の早期投資を促すことにも言及しています。

大いに期待したい政策ではありますが、その政策によってお金がどこからどこへどう廻っていくのが大変重要だと思います。大企業の間だけでは廻すのではなく、あるいは、海外に流れ出してグローバルマネーを潤すのではなく、地域の暮らしと経済を下支えする私たち地域の中小企業に廻ってくるような仕組みとルールが求められます。

なぜなら、市中に出回る資金(マネーストック)が、特に2015以降のマネタリーベースでは増え続けているのも拘わらず、私たち地域の中小企業では手元のお金の潤沢感を感じられないということは、お金がどこかに偏在し、世の中全体には廻っていないという状況が続いているからでしょう。国の積極的な財政出動が、やる気のある中小企業の隅々まで廻るような仕組みとルールを期待します。エネ経会議としては、今後の国の動きを注視し、可能な限り意見を伝えていければと思っています。

追申:3年ぶりでリアル開催する社員総会・会員大会(5/12 13:00-@東京の銀座フェニックスプラザ)が迫ってきました。まだリアル、リモート共、出席の申し込みをまだ受け付けております。多くの皆さんとお会いできることを楽しみしております。
 

社員総会・会員大会のお知らせ

 

   ■5月21日(土)エネ経会議 社員総会・会員大会のお知らせ■
  
既にメルマガ4月号及び号外にてお知らせしているように社員総会・会員大会を下記の要領で開催いたします。
まだ会場にはお席に多少の余裕もあり、オンライン参加は100名まで可能で空は多く残っておりますので今からでもお申し込み下さい。
 
お申し込みは添付にあります申し込み票にてお申込みいただきたくご案内いたします。
 
また、社員の方には別途封書にてご案内と委任状をお送りしてあります。
繰り返しになりますが。参加申し込みを済ませていない、または委任状の提出を済ませていない社員の方は急ぎ対応をお願い致します。
  
尚、オンライン申し込みをされている方には申し込みメールアドレスに5月23日前後にZOOMURLをお送りする予定にしておりますことご承知下さい。

当日懇親会参加される方、お酒の持参大歓迎です!

 

 
 
場所 紙パルプ会館(銀座フェニックスプラザ)
   東京都中央区銀座3-9-11.
   アクセス http://kamipa-kaikan.co.jp/access.html 
 
プログラム 
社員総会 13:00-13:30
1.代表理事挨拶
2.令和3年度 活動報告・決算報告
3.令和4年度 活動計画・予算(案)承認
会員大会 13:30-17:00 
1.来賓挨拶    13:30-13:45 
  環境省 事務次官 中井徳太郎氏(ビデオメッセージ)
気候変動イニシアティブ(JCI)代表 末吉竹二郎氏
全国ご当地エネルギー協会 共同代表 豊岡和美氏
 
2.基調講演 河野太郎衆議院議員  13:45-14:30    
ビデオ講演
新型コロナ感染症、ウクライナ問題がカーボンニュートラル政策に対する攪乱要素になっていることは否めないと思います。
このような状況下で国のエネルー政策がどうあるべきか、等をお話頂けるのではないかと期待しております。
(休憩) 14:30-14:40
 
3.フォーラム「脱炭素時代の地域経済循環とエネルギー」
● 講演  14:40-15:40 
「ゼロカーボンシティを地域の稼ぎと地域発展につなげるために」 
一社)ローカルグッド創成支援機構 事務局長 稲垣憲治氏
ゼロカーボンシティを宣言する自治体は約600に上り、全国で地域脱炭素への取組が加速しています。
これからは地域脱炭素事業をしっかり地域経済循環や地域課題解決につなげていくことが重要です。
地域に裨益する再エネ事業とするためのポイントを、事例を通じて紹介して頂きます。
また、地域の再エネを地域に供給する地域新電力も全国で広がっており、自治体が関与するものだけで現在80を超えます。
この地域新電力の現状・課題・可能性についても、事例を交えながら紹介頂きます。

● 事例報告  15:40-16:10
ⅰ)小田原箱根エネルギーコンソーシアム(ECHO)活動 
湘南電力社長 原正樹氏 
ⅱ)中国ウインドパワーグループ活動
中国ウィンドパワー株式会社 代表取締役 矢口伸二氏

  • パネル討議  16:10-17:00 

モデレータ:鈴木代表、パネリスト:稲垣氏、原氏、矢口氏
懇親会  17:10-18:15 
 
新型コロナ感染症対策によりプログラム内容の変更があり得ますことご承知おきください。
参加ご希望の方は添付参加申し込み票にてお申し込みください。
尚社員の方には別途郵送にて委任状同封の上ご案内を差し上げてあります。

参加申込票

参加申込票(279.1KB)

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■エネ経会議の活動スケジュール■

5月21日 理事会・社員総会・会員大会
5月26日 事務局会議
6月 8日 事務局会議
6月20日 事務局会議
6月22日 運営員会

地域プラットフォーム構築事業

本年度も神奈川県、千葉県のそれぞれ全域を対象地域とした地域プラットフォーム構築事業に小田原箱根商工会議所が補助事業者(省エネお助け隊)として応募しました。
本事業ではエネ経会議は省エネ支援を商工会議所と協働して行っていきます。
 
昨年度同様、支援を受けるには省エネ診断に係る費用(92000円または14000円の1割を負担頂くことになります。省エネ診断受診後省エネ設備導入計画立案、省エネ提案に対する具体的施策の検討などの支援には別に費用が発生しますが、この場合も負担する費用は1割となります。
 
省エネ診断でどのようなメリットがあるのか等について、先ずは相談してみたいという場合は無料で相談を受けることができます。
 
この機会に診断を受けてみたいという方は是非小田原箱根商工会議所までお問い合わせください。
TEL:0465-23-1811
MAIL:sodan@odawara-cci.or.jp
 
また、神奈川県、千葉県以外の方もご連絡を頂ければその地域の省エネお助け隊につなぐことができます。
 
本プラットフォーム事業とは別になりますが、補助金を使って設備導入をしたいという方は補助金申請をエネ経会議として有料にて支援しておりますのでご希望の方はcontact@enekei.sakura.ne.jpまたはTel:0465-24-5180までご連絡ください。
補助金申請支援は神奈川、千葉の限定はありませんのお気軽にご相談下さい。
 

【活動報告】4/27(水)全国ミツバチPJ会議(オンライン)

4月27日に開かれた全国ミツバチプロジェクト会議(オンライン)において、鈴木悌介代表が「なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか? WITH/POST コロナ時代の経営のあり方」と題した講演を行いました。

講演の様子

講演の様子

友好団体からの情報共有

エネ経会議では理念を共有し、今までも協力・連携を行ってきた友好団体とより緊密な連携を図り、皆様の興味を引く、またお役に立つ情報を発信していきたいと考えここに友好3団体からの情報を適宜ご紹介致します。
 

■気候変動イニシアティブ(JCI) 【5/31(火)〆切】気候変動イニシアティブ(JCI)メッセージへ賛同募集!


気候変動イニシアティブ(JCI)は、下記メッセージへの賛同を、企業、自治体、団
体・NGOなどあらゆる非政府アクターから募集します(5月31日締切)。
https://japanclimate.org/news-topics/jci-message-re/
 

4月4日に公表されたIPCCの報告書は排出削減の緊急性を改めて明らかにしました。このメッセージは、非政府アクターの声を一つにし、政府に対し、エネルギー危機の中にあっても気候変動対策をあいまいにすることなく今こそ再生可能エネルギー導入の加速を求めるものです。
政府は、6月をめどに「クリーンエネルギー戦略」の策定を進めています。このメッセージは、この戦略が風力発電、太陽光発電など再生可能エネルギー開発の促進を中心に据え、気候変動イニシアティブが昨年求めたように、2030年に40%~50%の導入を可能とするものとなることを求めています。

賛同団体名は6月3日にウェブサイトに公表・プレスリリースするとともに、政府への提出を予定しています。
一つでも多くの非政府アクターの皆様からの賛同をお待ちしています。

賛同方法はコチラをお読みください。

SNSからの情報発信について

Twitter画面より

昨年6月より、SNSからの情報発信を強化すべく、エネルギーから経済を考える経営者ネットワークTwitterページを刷新し、新たにスタートしております。業界の活動を報じる新聞記事や活動情報を随時発信してまいりますので、FacebookやTwitterのアカウントをお持ちの方はぜひフォローをいただき、ご確認願います。

■Twitterページ情報
https://twitter.com/enekeinetwork

Facebookページからも活動情報を随時発信しておりますので、ぜひフォローをいただきご確認願います。
■Facebookページ情報
https://www.facebook.com/enekeinetwork

事務局より

現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。
 
ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。
運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。
会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編 絶賛発売中

エネルギーから経済を考えるSDGS実践編(扶桑社) 絶賛発売中

お待たせいたしました。「エネルギーから経済を考える②実践編」が出来上がりました。著者の筆の遅さ故、だいぶ時間がかかってしまいましたが、その分、内容は濃いものになったと、手前味噌ではありますが、思っております。ご協力の賜物でございます。心よりの御礼を申し上げます。

東日本大震災と福島の原発事故の直後に上梓した第一巻は、思いや考え方を主に著したものでした。それから7年が経ち、エネ経会議のお仲間の活動が進み、世に知っていただきたい実例が増えてきました。

また、気候変動やSDGsといった言葉が一般化し、地球規模で時代の潮目が大きく変わってきたように思います。

そんな中でしたためました第二巻であります。ご一読くださり、ご感想をお聞かせいただければと存じます。

なお、ご購入につきましては以下のリンクをご参照ください。万が一購入できない場合は恐れ入りますが事務局まで問い合わせ願います。
ご購入はこちらから。
編集責任者 事務局 山崎 敬子
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◇ 配信者 : エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
◇ 関連ホームページ:https://enekei.jp<https://enekei.jp/>
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◇ ご意見・お問い合わせ: contact@enekei.sakura.ne.jp 電話:0465-24-5180
 
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