エネ経会議関係者の皆さま お名刺交換をさせていただいた方に送信しています。 配信停止等は、お名前と受信メールアドレスをcontact@enekei.sakura.ne.jpまでご連絡ください。
鈴木代表理事
今年はコロナに翻弄され、その対応に忙殺された、あっという間の一年でした。皆さまも同様ではないかと推察します。 オミクロン株や第六波の感染拡大が懸念されますが、言うまでもなく、引き続き「守り」を固めることが大切です。感染防止のための基本的行動を守りつつ、ワクチンの3回目接種を急ぎ、陽性者数よりも重症者数を重視した対策、つまり感染した場合でも重症化させないための医療体制を拡充しつつ、経済活動を活発化することだと考えます。逆の言い方をすれば、通常の経済活動を可能とするセーフネットの整備が求められるということです。この辺りは行政にお願いしていかなくてはなりません。それぞれのお立場、地域で声を上げてまいりましょう。 そして、並行して「攻め」が必要です。緊急融資については、返済猶予や実質金利ゼロなどの期限切れが迫ってきます。雇用調整助成金、各種の補助金や交付金も段々なくなっていきます。資金的な支援策が尽きるであろう1-2年後までに、それ以降のサバイバルの施策を講じなくてはなりません。WITH/POSTコロナの時代にはコロナで気づいた自社の強いところ、弱いところを直視し、その学びを活かした経営革新が必要だと思います。 唐突に思われるかも知れませんが、新しいビジネスモデル、デジタル化、新しい働き方と雇用、他社/他者とのコラボ、多様な資金調達などを進める上で不可欠な視点は「気候変動」であり、「ESG」でしょう。キーワードは「持続可能であること」だと思うからです。 何もしなければピンチのまま、逆手に取ればチャンスになる。今、必要なのは、ピンチをチャンスに変える発想だと思うのです。言うは易し…ですが。エネ経会議のネットワークを活かして、会員の皆さんのそれぞれの事業の参考になるような事例や情報の提供に努めてまいります。 よいお年をお迎えください。
会場より
【イベント詳細(東京銀座新RC様 HPより)】https://www.rc-ginza-new.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%e7%ac%ac1541%e5%9b%9e%e4%be%8b%e4%bc%9a/?instance_id=214
講演の様子
参加者様の関心も高く、盛会に終了しました。
■エネ経会議の活動スケジュール■
12月22日 事務局会議 1月 6日 事務局会議 1 月20日 事務局会議 2月 3日 事務局会議 2月17日 事務局会議
テクニカルアドバイザーの奥村 博行様より記事をいただきました。 【奥村 博行 氏プロフィール】 〇変電所に使われる、電気を入り切りするための機器、遮断器の開発に30数年携わる。 〇退職後、電力関連のコンサルタントをしながら、エネ経会議のメンバーになる。 テクニカルアドバイザーの奥村です。 相模原市の我が家の近くに、神奈川県が管理する2つの発電所があります。 ①城山発電所http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ch5/index.html ※日本で2番目の揚水式発電所。半世紀前の昭和40年に発電開始し、発電機4台で最大出力25万kW。東京電力の要請を受けて発電するそうです。 ②湘南ベルマーレ谷ヶ原太陽光発電所http://www.pref.kanagawa.jp/docs/e4b/nep/tnp/1804.html ※平成26年に発電を開始。最大出力1,000kWで、湘南電力(株)とパートナー契約を結んでいます。 余った電気を使い、水を高い貯水池に汲み上げておいて発電できるようにしておく、揚水式発電はまさに電気エネルギーを水の位置エネルギーに変換しておく蓄電器です。城山湖に一杯の水があると城山発電所では最大出力で約5時間電力を供給できるそうです。 一方、太陽光発電は日照時間しか発電できないので、夜間も使えるように蓄電しておきたい。蓄電器が欲しくなります。電気自動車が普及すれば、家庭に蓄電器が備わる。そうなれば家庭で電気を作って貯めて使う。いずれそんな時代になるのでしょう。 電気は作ったと同時に使われ、貯めることはできません。蓄電とは電気エネルギーを使って水を汲み上げたり、電池に化学変化を起こさせたりして、後で発電できるようにしておくこと。石油の備蓄などのように、そのものを貯めておくことができないことは不思議です。 電気が作られてから使われるまで、そしてどのように測るかを図に概観してみましたので、御覧ください。
【図】電気が作られてから使われるまで~そしてどのように測るか~(198.6KB)
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現在、皆様の手掛けている事業を紹介する、皆さんの活動を紹介することもメルマガ等で取り上げていくことを考えることとしております。 ご希望の方は事務局までcontact@enekei.sakura.ne.jpにて簡単な内容と共にお知らせ下さい。 運営員会に諮って承認を得たものを紹介させていただきます。 会の発足当時に比べ、コミニケーションのテクノロジーも進化していますのでそれらも使い、実のある活動を行っていきたいと考えますので、皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。
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