月刊メルマガ4月号vol168~会員大会は6/15・藻谷浩介さんをゲストに開催~
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月刊 エネ経会議ニュース  4 月号 Vol.168
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          2019年4月15日 発行

 会員大会&念シンポジウムは6/15(土)14時~銀座・紙パルプ会館にてhttp://www.kamipa-kaikan.co.jp/access.html。どなたでも(会員外でも)参加できます。

 

鈴木代表理事

2019年度 鈴木悌介代表理事 所信

代表理事 鈴木悌介より
 

低炭素から脱炭素へ  

 近頃の異常気象は、気候変動が現実かつ身近な問題であることを実感させます。いわば地球の単なる寄生種にしか過ぎない人間は、これまで、「自然の恵みを使い放題使い、出たゴミはそのままというライフスタイル」を「豊かな暮らし」として享受してきました。そして、それを支え、より助長することでビジネスが成り立ち、経済を成長させてきました。

  しかし、気候変動というまさに悲鳴を上げ始めた地球の中で、そのライフスタイルとビジネスの在り方はそろそろ限界に近づいていると気付くべきではないかと思うのです。  

 一方、「誰も置き去りにしない(No one will be left behind)」を基本精神とするSDGs(2015年に、国連でわが国も含む世界193か国が同意した2030年までに達成すべき17項目169の持続可能な開発目標)への取り組みが広がりつつあることは希望が持てることと言えるでしょう。

 単なるブームではなく、行動規範として定着して欲しいと思います。 これからの目指すべき脱炭素社会では環境と経済という、今までは対立、矛盾するとされてきたものが一体化する、つまり、環境問題にしっかりと対応しないと商売ができなくなり、さらに環境自体がビジネスチャンスになるという、まさにゲームチェンジの時代の到来のようです。

 従来の枠組みを変えずに、いかに我慢して工夫するかが、「低炭素」なら、そもそものビジネスモデルを変えてしまおうというのが、「脱炭素」と言えます。

 脱炭素社会は、今までのルールが通用しない時代であり、観方を変えれば、社員が多いとか、資本力があるとか、大都市にあるとかいう従来は絶対的な強みであったものが、必ずしもそうでない時代であるのかもしれません。

 とすれば、私たちの大多数の地域の中小企業にとってはチャンスなのかと、いや、これをチャンスと活かさない手はないと思うのです。

そういう意味でSDGsは有効なツールなのだと思います。エネルギーに関しても低炭素から脱炭素に本気で取り組まなくてはなりません。まさにその主役として、再生可能エネルギーの出番が到来しました。

 地域で廻るお金を増やし、その廻るスピードを上げる  

 手元足元に目を移せば、人口減少、少子化高齢化という社会構造の変化がよりいっそう進展する中、人手不足、後継不在など喫緊の経営課題が山積みの私たちですが、同時に、地域の暮らしの基盤である地域経済を下支えし、持続可能な形で地域経済を元気にしていく責務を負っています。

単なる規模の拡大や成長を目指しての努力の先に明るい未来が見えにくい今、有効なのは、地域で廻るお金を増やすこと、そして廻るスピードを上げること、つまり「地域経済の循環」だと考えます。

 そのためには、エネルギー消費を抑え、エネルギーの地産地消を通じて、域外に漏れ出しているエネルギーコストを地域で廻すことは地域経済にとって大きな意味があります。

気候変動に対応しつつ、経済を元気にする。このためには「賢いエネルギーの使い方を学び実践する=エネルギー効率化」と「地域での再生可能エネルギーの地産地消」こそ、環境と経済を一体化させ、両立させる切り札と言えます。

持続可能な経済は持続可能なエネルギーで

 近年、洋の東西を問わず、とにかく「今だけ、ここだけ、自分だけ」良ければという考えや、自分の利益を守るために敢えて敵味方をはっきりと選別する姿勢が全面に打ち出され、
「分断」と「排除」が進み、結果として、わが国のみならず、世界中で、格差や不安に怯える社会が広がっているように思います。

 気候変動のように、地球のどこか見えないところで起こっていることが確実に自分の日々の生活に影響している。つまり、すべてはつながっているとすれば好む好まざるに拘わらず意見や立場の違いを超えて、何とか折り合いをつける知恵が求められているのではないでしょうか?

 多様性を尊重し、連携をはかる、いわば、「つながり」を大切にすることだと思います。 

 エネ経会議は、地域の暮らしを支える地域経済に責任を担う経営者の集まりとして、今年も「持続可能な地域経済は持続可能なエネルギーで」をテーマに、「つながり」を大切にしながら、地道な啓発活動と確実な実装を進めてまいります。

ご当地エネルギーレポート

記事はこちらから
真冬のマンゴーづくりが生んだ新発見・「白銀の太陽」とノラワークスジャパン(後編/vol.122)
https://ameblo.jp/enekeireport/entry-12440101671.html

代表推薦本

今月の推薦本

今月の推薦本はございません。
【編集後記】
 2019年度から、事務局を担っていた石黒雄大さんの退職に伴いまして、私、小山田大和が約5年ぶりにメールマガジンの発行を担うこととなりました。当時と勝手が違いよく仕組みを理解していないこともございますので、不行き届きがあろうかと存じますが、何卒、ご容赦くださいますよう、そして、末永くお付き合いを賜りますようよろしくお願いします。        

        編集責任者 事務局長 小山田大和
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