このような不可逆的社会の構造の変化は私たち中小企業の活動のフィールドの様相を大きく変え始めているように感じます。
世界に目を向ければ、当たり前と思っていた自由な貿易体制が揺らぎ始め、ウクライナ、ガザ、ベネズエラでの戦争行為、アメリカ、ロシア、中国による覇権争いと国際情勢はますます不安定さを増し、格差と分断は広がり、気候変動は進み自然災害は激甚化し、と人類共通の問題が深刻化しています。
まさに不確実な時代にいます。 私たち地域の中小企業にとっても決して他人事ではなくなりました。
次から次へと起こる現象に一喜一憂し、その対応に迫られ、右往左往するという日々になりがちです。が、こういう時こそ、明るい明日を信じて、その実現に向けての地に足の着いた取組みが必要なのだと思います。目の前の問題に対し、過小評価したり逃げるたりすることなく、迅速かつ適切に対応しつつ、同時に広く多角的な視野で全体を把握し、感情に流されず冷静に考え、過去の失敗や未来への不安に囚われることなく行動することを心がけたいと思っています。
地域が持続可能で元気であるためには、地域の暮らしの血流である地域経済を下から支えている私たち地域の中小企業が元気でないとなりません。 そのための環境整備として、地域から漏れ出すお金を減らし、さらには、人とお金を呼び込み、人をつなぎ、お金を廻す、つまり地域経済の好循環を創っていくことが肝要です。その経済循環において、エネルギーは、全ての人が使っている=全ての人に関係あるという現実を鑑みれば、最重要な要素のひとつと言えます。具体的には省エネ(省エネ診断の推進)と再生可能エネルギーの地産地消(地域版エネルギー計画の策定)の2枚看板で進めて参ります。私の地元の小田原ではエネルギー計画の策定に取り組んでいます。具体的な事例として詳しくは2月20日(土)開催の報告会でお伝えいたします。
皆さまのご商売繁盛を、そして、その大前提である平和な世の中になりますようにと、心からお祈り申し上げ、年初の挨拶といたします。