ここ数年来の夏の酷暑は一時的ではなく、まさに気候変動の現実の事象として、これからさらに激甚化の危険性も孕みつつ継続するとすれば、熱中症対策の様にいかに避けるかに留まらず、並行して積極的にエネルギー源として利活用できないだろうかと考えたわけです。(もちろん、根本原因である気候変動対策、脱炭素化は必須ですが)

季節性(夏が中心)が強い、貯蔵が難しい、移動・運搬がしにくいなどの課題を認識しつつも、無尽蔵であり、どこにでも降り注ぎ、原価がゼロである太陽熱の利活用を検討しない手はないと考えたわけです。
 
大きなテーマなので、段階的に取り組んでいくべきと思っています。まずは、太陽熱の利活用についての研究成果や論文などの技術情報、基礎研究として、これまでどんな研究がなされているか? 現在、どのような研究プロジェクトが動いているのか? これまでどんな実績、成果が生まれているのか? さらには、実用に向けてはどんなプロジェクトが進んでいるのか? すでに実用化、あるいは商品化されている事例、機器やシステムは存在するのか?などをAIも使いながらテクニカルアドバイザーの知見をフル稼働して、情報の収集、整理、分析をして、次のステップにつなげていこうと思います。

その先には、エネ経会議としてのお薦めの機器やシステムの開発、実用化、商品化まで到達できればと思っています。
 
全体のロードマップはこれから描いていきますが、「エネルギー何でも相談所」のテクニカルアドバイザーの皆さんと一緒に取り組みたいという方がいらっしゃれば大歓迎です。我こそはという方はぜひお手を挙げてください。事務局ではご一報をお待ちしております。