ひとつは・・・目まぐるしく変わる目の前の現象に的確に対応する迅速さです。
今まで当たり前だと思っていた自由な貿易や取引をベースにした国際的な枠組みが大きく変わるかも知れません。否応なく中小企業もその影響を受けます。エネルギー問題しかりです。業種業態に拘わらず、今まで以上に国際的な視野と知識が必要になります。
 
もうひとつは・・・そもそもの問題の本質を見極め、あるべき姿を描き、課題を見える化し、アクションプランを作り、確実に実行していくことだと考えます。
海の向こうの理解不能なリーダーが何と言おうと、気候変動危機の現実と脱炭素の必要性は変わりません。また、地域の課題と可能性、つまり地域の経済循環づくりの必要性も何ら変わるものではないからです。  
 
今後ともそれら2つの目線で、地域の暮らしと経済を下支えする地域の中小企業の経営として、エネルギーを考え、取り組んでいきたいと思いを新たにしているところです。」
 
第一部の社員総会では、円滑な進行で議事を承認いただきました。
第二部ではお二人から講演を頂戴しました。
最初にエネ経会議の友好団体であり、私が運営委員を務める気候変動イニシアチイブの共同代表の加藤様に気候変動の現実と中小企業も含めた経済へのインパクトについてお話いただき、改めて危機感を共有いたしました。

続いては、環境省から小田原市に出向している渡辺様に小田原市の脱炭素先行地域の取り組みと地域経済循環とエネルギーについてお話いただき、エネ経会議の取り組みの方向性との一致を確認するいい機会となりました。(ご両人のお話のレジュメ・プレゼンをご覧になりたい方は事務局までお申し越しください)

その後の懇親会では、会としての一体感を確認しつつ、参加者それぞれの対話に花が咲き、有意義な時間となりました。
 
デジタルの活用と共に、リアルな場の設営もして参りますので、皆さまのご参画をよろしくお願いいたします。