新たなエネルギー基本計画と温室効果ガス削減目標(NDC)の策定では、気候危機回避に必要な速度で排出削減を実現できるか、また、脱炭素とともに日本の産業と社会を支えるために必要なエネルギーを安価かつ安定的に確保できるか、という二つの論点が問われています。

 

今回のセミナーには、国際大学学長の橘川武郎氏、東京大学未来ビジョン研究センター教授の高村ゆかり氏をお迎えし、エネルギー政策の方向についてご講演いただきます。また、パネルディスカッションでは日本経済新聞 編集委員の安藤淳氏にモデレーターをお務めいただき、橘川氏、高村氏に、自然エネルギー財団の大野輝之常務理事が加わり、めざすべきエネルギー基本計画のあり方についての議論を行います。

 

財団が6月に公表した2035年へのエネルギー転換のシナリオと2040年への展望についての報告も行います。奮ってご参加ください。

 

→参加登録はこちら 

 

■イベント詳細

[日時] 2024年10月3日(木)17:00〜19:00

[開催形式]オンライン開催(Zoom Webinar)

[主催] 公益財団法人 自然エネルギー財団

 

■プログラム ※9月10日現在。プログラムや登壇者は予告なく変更する場合があります。日英同時通訳あり

 

開会挨拶

トーマス・コーベリエル 自然エネルギー財団 理事長

 

講演1 脱炭素へのエネルギー転換シナリオ 2035年・2040年の展望

木村 誠一郎  自然エネルギー財団 主席研究員

 

講演2 第7次エネルギー基本計画の焦点

橘川 武郎 国際大学 学長

 

講演3 1.5度目標とエネルギー基本計画

高村 ゆかり  東京大学 未来ビジョン研究センター  教授

 

講演4 脱炭素電源の選択

大野 輝之 自然エネルギー財団 常務理事

 

徹底討論 エネルギー基本計画は脱炭素への道を示せるのか

[パネリスト]

 橘川 武郎 国際大学 学長

 高村 ゆかり 東京大学未来ビジョン研究センター 教授

 大野 輝之 自然エネルギー財団 常務理事

[モデレーター]安藤 淳   日本経済新聞 編集委員

 

閉会挨拶

 

<関連リンク>

・[報告書]脱炭素へのエネルギー転換シナリオ:2035年自然エネルギー電力80%を軸に

・[連載コラム]エネルギー基本計画の論点