1. 活動報告│国際水準のカーボンプライシング導入を河野太郎規制改革大臣に提言

2023年12月25日(月)、JCI事務局は「国際水準のカーボンプライシングの導入について」を議題とした内閣府の再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースの会議に出席しました。同年12月5日にJCIが公表した「気候変動イニシアティブ(JCI)メンバーによるカーボンプライシング提言:2030年GHG排出削減目標と国際競争力強化の同時達成に向けて」を基に、GX推進法に対するJCIメンバーからの期待や懸念を伝え、さらに高い実効性のあるカーボンプライシングの導入を求めました。

河野太郎規制改革担当大臣からは、「世界で脱炭素の要請が高まる中、早く脱炭素に対応した産業構造に転換することが我が国の企業の国際競争力を確保し、日本経済の持続的成長につながる」とした上で、「今日の議論を踏まえて、(GX推進法が)より実効性のあるものとなるような検討を政府内でやっていかなければならないと思います」と発言がありました。

JCIは、日本の政策が1.5度目標に整合し、温室効果ガスの着実な削減につながるものになるよう、今後も継続的に政府との対話を行っていきます。

■第29回 再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース
◇日時:2023年12月25日(月)14:00-15:30
◇議題:「国際水準のカーボンプライシングの導入について」
◇形式:オンライン会議
会議資料
議事録
動画

2. 関連イベント

1)「くらしふとカンファレンス2024」(3/2 ハイブリッド、長野県)
くらしふとカンファレンスは気候変動やゼロカーボンに取り組む実践者と、持続可能な地域づくりに取り組む個人・企業・行政プレイヤーが出会い、ゼロカーボンを通じてより豊かな信州を共に創っていくための共創型カンファレンスです。長野市街地の会場を舞台に、実践的に活動されているゲストスピーカーとの対話を通じて暮らしと地域のゼロカーボンシフトを実現するアイデアを考えます。越境/共創ピッチでは、脱炭素に向けて取り組む市町村が提案・課題を発表し、後日参加企業とマッチングを行います。JCIは 「くらしふとカンファレンス2024」に協力しています。

日時:2024年3月2日(土)10:30-19:30 ※交流会含む
会場:長野市生涯学習センターほか、長野市内複数会場
参加対象:興味・関心のある方なら、どなたでも参加可能です
参加方法:現地参加(定員150名 先着順)・オンライン(定員なし)
参加費無料・要事前登録
※交流会に参加される方は参加費2,000円となります。

→詳細・参加登録はこちら

2)「未来アクションフェス」(3/24 東京、未来アクションフェス実行委員会)
気候危機の解決や核兵器廃絶のため、若者世代が連帯して、未来へと一歩を踏み出すためのイベントです。当日は、各種パフォーマンスのほか、青年の声を国連関係者に提出するセレモニーも予定されています。JCIは「未来アクションフェス」を後援しています。

日時:2024年3月24日(日)15:00-18:00
会場:国立競技場 (東京都新宿区)
参加費無料・要事前申込
第2次申込期間(抽選):2月17日(土)12:00〜2月25日(日)23:59

→詳細・参加申込はこちら


【本件に関するお問合せ先】
気候変動イニシアティブ(JCI)事務局
activities@japanclimate.org