富山県氷見市において氷見ふるさとエネルギー株式会社設立、観光の点からもふるさとに根付いた再生エネルギーのまちづくりが必要と考えて、社名命名もさせて頂きました。

氷見市、北陸電力、氷見商工会議所、観光協会、金融機関など関係団体等が出資し、エネルギー事業と地域活性化事業を行う、「氷見ふるさとエネルギー株式会社」を設立、まさに地域に根ざした魅力あるエネルギー会社として、「環境にやさしいまち氷見」を目指しています。

<事業内容>
(1) エネルギー事業 2020 年 11 月より、氷見市公共施設への電力販売(※注)を皮切りに、2021 年度中には企業・家 庭向けの再エネ・省エネ設備の設置サポート事業等を行う等、事業を順次拡大していきます。 これにより、市内で発電した電気を市内で消費する「エネルギー地産地消」の実現と、可能な限り市内業者からの物品購入や電気工事の依頼を行うことで、「地域内経済循環への貢献」を目指します。

(2)地域活性化事業 2020 年 12 月より、市民の方を対象とした地域密着型のエネルギーメニューを順次提供し、ふるさと氷見と首都圏、そして世代と世代の間を結び、地域活性化につなげていきます。 -子育て世帯、氷見市への移住者を対象とした電気料金割引メニュー ・氷見市で事業を開始される方を対象とした電気料金メニュー 氷見市の「創業支援事業補助金」交付を受けた方を支援します。 首都圏在住の氷見市ゆかりの方を対象とした電気料金メニュー 首都圏在住の学生、社会人、親戚の方など、氷見市ゆかりの方向けに「ひみふるさと応援でんき」を販売します。

設立に際し代表取締役には副市長の篠田伸二さんが就任(ちなみに奥様は紺野美沙子さんです)。 下記、篠田副市長のメッセージをお伝えします。

【篠田副市長のメッセージ】
東日本大震災をきっかけに、日本ではこの10年、2016年の電力小売自由化など、エネルギーを取り巻く環境が大きく変化しました。そして、2020年。今度は、コロナ禍をきっかけとして、あらゆるジャンルが変革を強いられる、まさにパラダイムシフトともいえる時代を迎えました。今後10年以上の年月を経て、生活様式や、仕事のスタイル、そして地方と都市の構造、そして地域における人と人とのかかわり方も、きっと大きく変わっていくことでしょう。

そのような環境を背景として、このたびわたしたちの町氷見市に、新しくエネルギー会社が誕生しました。

「恵み豊かなふるさとの自然と環境を守りながら、世代を超えて人々が生き生きと暮らす氷見を実現する。」

新エネルギー会社の発足は、この、氷見市の未来のあるべき姿を実現するための大きな志をもったチャレンジです。「氷見ふるさとエネルギー株式会社」では、エネルギー販売を通じた、持続可能なまちづくり、魅力ある地域づくりのためのサービスを届けていきます。

具体的には、子育て・移住転入世帯への割引メニューの提案、首都圏へ移住していく人々をその後も応援する「ふるさと応援でんき」の提供など、新しくやってきた人たちと氷見を結ぶ、そして、都市と氷見を結ぶ、あたらしいサービスを提供していきます。加えて、地域の再生エネルギーの導入支援、公共施設への電力販売などを通じて、地域内経済循環にも貢献する計画です。新しい時代の中でのチャレンジ、きっと多くの困難も伴うでしょう。しかし、困難を一つずつ乗り越えて、小さな成功を積み重ねていく。そのたびに、「新たな未来にチャレンジする氷見」「環境にやさしいまち氷見」を全国に発信していけると確信していると述べています。

そして私もまったく同じ気持ちです。弊社ビルもふるさとエネルギーで新たに太陽光発電を設置、事業所にも随時導入して参りますのでまたご報告させて頂ければ幸いです。小風力とバイオマス計画も併せてご報告できるようになる様、今後も尽力して参ります。