写真①

写真①の建屋の中にボイラーは設置されています。煙突はボイラーからの排気塔です。
右の芝生の上にある四角いコンクリートはチップを溜めて置く場所です。
運び込むトラックから簡単にチップを落とし込めるように写真②のようにバックで車体が上に上がるようになっています。
コンクリートのチップ貯蔵庫を上から見たのが写真③です。丸い台が回転してチップをボイラーに運びます。
写真①の建屋とチップ貯蔵庫の間に架かっているチップ導入路を通ってチップはボイラーへと運ばれます。
 

写真②

写真③

写真④

写真④をご覧ください。この建屋の中に、ここではボイラーが5基並んでいます。台数は必要とする熱量に応じて決められます。チップ貯蔵庫からボイラーへの搬送路の中には写真⑤のようにスクリューがあり、これが回転することによりチップは貯蔵庫からボイラーへと搬入されます。
ボイラーの下にある黒い小さな箱は焼却灰が貯まるところです。焼却灰は写真⑦のようなものでこのゴルフ場では植物の肥料にしているとのことでした。月に1度取り出すくらいで灰が一杯になると自動で知らせてくれるとのこと。
ボイラーの運転は写真⑥のパネルから各種設定やモニタリングができるようになっています。
また遠隔のコントロールパネルからも制御可能となっているとのことです。
このボイラーシステムの良いところは別に写真⑨のような蓄熱タンクを持ち、ボイラーと蓄熱タンクの間は写真⑧の配管でつながっています。蓄熱タンクの湯の量、温度をモニタリングしながら燃料も自動で補給しながらボイラーは最適に制御されて運転されています。
 

写真⑤

写真⑥

写真⑦

写真⑧

写真⑨