●エネ経会議の省エネ診断について
中小事業者さまの目線で、経済性評価も含めて実際に省エネ化の実現(行動)に直結する、実現性ある省エネ化検討を心掛けました。
そのため、①省エネ性(熱量)、②環境省(CO2排出量)、③経済性(コスト)
を同時に整理・分析して、多面的な角度から評価して例えば、電力の契約種別の見直し、国や自治体など補助金の活用も検討・提案しております。
 
●エネ経会議の省エネ診断事例
Ⅰ.パン製造工場さまご提案の紹介(一部)
空調設備を、ガス式から高効率の電気式への更新を検討・提案しました。
〇省エネ性・環境性・経済性は、傾向は似てますが必ずしも一致しません。
 
〈結果〉
①松戸市の補助金も提案・検討して、活用しました[CO2削減率:約11%。
②更新後の省エネ性も評価し、提案と同等以上の効果が確認できました。
Ⅱ.喫茶店(飲食店舗)さまご提案の紹介(一部)
空調設備の高効率化更新と、冬のストーブ利用の停止を提案しました。
 
 
 〇ヒートポンプ化の電化で、CO2排出だけでなくコストも大幅削減します。
  〇電力の動力契約は、空調(冷房)利用だけで平均単価が高くなっていた。
 
〈結果〉
  • 電灯と動力の電力契約を電灯に集約し電力単価の低減を図りました。
  • 2削減率:約14%]。
 
☆ご要望に応じて、国・自治体の具体的な補助金活用の検討・提案もします。
 
 
執筆:岡部 信也〔岡部技術士事務所〕
(エネ経会議 エネルギーなんでも相談所 テクニカルアドバイザー)
 
~プロフィール~
千葉県市川市在中。 技術士(機械部門),エネルギー管理士。
 空調機メーカーの研究・設計・企画を経て、(一財)ヒートポンプ・蓄熱センターで、ヒートポンプなど省エネ技術の普及活動・政策に携わる。その後、営業で200以上の省エネ提案&補助金を活用の実績で、多くの顧客に喜ばれてます。
 
〈所属等〉
〇(公社)日本技術士会 千葉県支部 幹事、産学官連携委員会 委員長、
        技術者教育支援委員会 副委員長、企画委員会員、中小企業・企業支援委員会
      〇千葉県地球温暖化防止活動推進員(地球温暖化対策の推進に関する法律 第37条第1項)