太陽光発電は伸びが著しい

太陽光パネルの普及は既に講演者が目標として設定していた2030年130GWの半分まで達して今後も順調に増えていくものと思われる。問題点となるのは日照がないと発電しない点である。

EV普及は確実

これを解決するのが電気自動車(EV)の普及に伴う蓄電池の普及と進化である。現在EVの普及率は3%に達したところであるが、S字カーブの教えるところによれば、3%に達すれば急速に普及することになる。EVの問題点としては航続距離とバッテリー充電時間であるが、現在400万円の車両価格で400Kmの航続距離であることを考えれば航続距離の問題はクリアーされつつあり、充電時間の問題は全個体電池の登場がゲームチェンジャーとなるものと考えられる。

太陽光パネル+蓄電池の普及をEVが加速させる

既にテスラが単なるEVメーカーではなく蓄電池を核にしたビジネスモデルを唄っているのにみられるように大きく現状を変化させるキーデバイスは蓄電池である。蓄電池の普及により再生可能エネルギー及びそこから得られたエネルギーを動力源とするEVによる世界が拓けるものと考えられる。