2019年4月から本格始動した庄内・遊佐太陽光発電所

当グループの主な提案内容は、「酒田・庄内暮らし」実現プロジェクトプラン~産地のコミュニティーで人生100年時代を豊かな自己実現で締めくくる~単なる「定住」から酒田と共に「自分らしい暮らし」を創造するプログラムとして、敷地内に18戸の賃貸居住棟と地域交流拠点棟とを設置し、主に生活クラブを通じて移住者を受入れます。交流棟1Fには、事務所・ホール・食事や喫茶などの厨房(調理・加工室)・ギャラリーなどを備え、多世代・多様な市民が集います。2Fにはスモール・シェアオフィス(貸室)8室、コワーキングスペースなどを設け、各種NPOやボランティア団体、不動産業者やリフォーム業者、前述の㈱庄内自然エネルギー発電、地元の東北公益文科大学(koeki-u.ac.jp)のまちなかサテライトなどの入居を想定しています。また拠点にはスタッフ(暮らしのサポートコンシェルジュ)が常駐し、年間50本程度の様々な学び・体験・交流等の企画を実施して、移住者の様々なお世話やお手伝いをすると共に、地域コミュニティーへのスムーズな溶け込みのサポート、専門性の高いネットワークづくりやスモールビジネスでの起業の機会創出など、移住者の自己実現に向けた様々な支援をします。

そしていずれは、地域コミュニティーに居場所を見つけて頂き、市内の空き家・空き店舗、近隣町村の古民家などに定住して頂く事を目標としています。当然、施設には太陽光発電設備や蓄電池システムを備え、生活クラブでんき(scenergy.co.jp)と連系するとともに、災害時には電源を供給します。

このように、エネルギーから経済、そして持続可能な地域づくりを考える事業がいよいよ始まります。官民が協働して知恵を出し工夫し、それぞれの強みを生かし、リスクを分散して、大いなる挑戦をしてまいります。
 
※事業概要:検索「酒田市生涯活躍のまち構想における移住者向け住宅及び地域交流拠点事業の事業予定者の決定について