つながりを活かす

 

 2012年3月のエネ経会議発足から丸7年経ちました。会員の皆様のサポートのおかげ様で何とか継続できています。スタート当初の思いと目的と照らしてみると、足りないところは枚挙にいとまはありませんが、東日本大震災で露呈した我が国のエネルギー事情の脆弱さと、経済、特に地域の経済にとってのエネルギーの課題と可能性を知り、それについて地域の中小企業の立場から考え、意見を言い、提案をし、実例を創ることについて、一定の役割を果たしてきたと思います。
 ただ、組織も資金も人的な態勢も必ずしも潤沢、充分ではない中での活動故の限界も感じないわけではありません。決して悲観的な意味ではなく、エネ経会議単独でできることは限られているかも知れませんが、エネ経会議ならではのやり方があるはずです。
 それは、「つながり」を活かすことだと思います。エネ経会議の会員さん同士のつながり、問題意識と行動の方向性を同じくする他の団体との間の連携こそ、わがエネ経会議の強みであるべきだと思います。私の地元では「小田原箱根エネルギーコンソシアム」や「足柄金太郎電力」など、全国的には「ご当地エネルギー協会」や「気候変動イニシアティブ」など、心強いお仲間がたくさんいてくれます。
 来月からの新年度は、いかにつながりを創り、活かすかをテーマに心新たに取り組んでまいります。まさに「実践のネットワーク」です。
 


 

◆ 鈴木代表理事 行動予定

3月22日(金)  9時30分〜  大磯町視察講演会(鈴廣)
3月24日(日)  14時〜  秩父再生可能エネルギー推進講演会(秩父宮記念市民会館)
3月30日(土)    パルシステムゆめコープ視察会(鈴廣)
     生協コープデリ様ご視察会(鈴廣)
4月8日(月)  午前中  國枝さま御一行様視察(鈴廣)
4月18日(木)  18時〜  町田相模原経済同友会講演会(ラポール千寿閣)
5月12日(日)    全国丸形ポストフェスティバル講演会(鈴廣)
6月15日(土)    エネ経総会(紙パルプ会館)
7月5日(金)    金沢勉強会
9月28日(土)    阿久根勉強会