「気候変動イニシアティブ」にぜひ参加を

 

 7月に発足した「気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative 略称JCI)は活動を本格化しています。会員も徐々に増えて、200を超えました。
 JCIとして、9月12〜14日に米サンフランシスコで開催された「グローバル気候行動サミット(GCAS)」に、残念ながら私は行けなかったのですが、よびかけ人代表の末吉さん以下、企業、自治体、NGOなど20名以上が参加し、日本の非国家アクターの取組みを発信してきました。
https://japanclimate.org/news-topics/globalclimateactionsummit2018/

このイベントは、昨年6月のトランプ政権の「パリ協定」離脱表明にに対抗して、カリフォルニア州のブラウン知事と前ニューヨーク市長のブルームバーグ氏が、その五日後に結集を呼びかけ、現在、企業や自治体、大学など4千団体以上が参加している運動体「We Are Still In(WASI)」の主催による国際会議です。世界から4000人が集まったそうです。報告を聞き、改めて、これは世界共通の課題であること、そして、JCIがこの会議で大きな注目を浴びたことから日本がこの分野で高く期待されていることを感じました。
 次のJCIの活動は、10月12日の「気候変動アクション日本サミット」(Japan Climate Action Summit; JCAS)です。以下のプログラムをご覧ください。私も登壇し、エネ経会議の立場=地域の中小企業の視点で発信をするつもりです。ぜひ、当日参加して応援してください。事前登録をお願いします。
https://japanclimate.org/news-topics/japan-climate-action-summit-2018/

 最後に、まだJCIに加盟していない会員さんはこの機会にぜひ加盟登録してください。
JCIについては…http://japanclimate.org/
参加申し込みは…http://japanclimate.org/contact/appli/
 ひと昔前は、「環境」と「経済」は相反するもの、矛盾するものという認識が一般的だったかも知れません。しかし、これだけ気候変動を体感するようになり、また、SDGsに代表されるような新しい社会規範に世界の関心が集まる中、「環境」は「経済」の制約要素ではなく、「環境」にしっかりと取り組まないとビジネスができない=「経済」が廻らない、さらに、「環境」が新たなビジネスフロンテイアとして「経済」を生む時代になってきたように感じます。
 地域の中小企業にとっても、決して自分には関係ないことと看過できることではないと思います。まずは関心を持って、世の中がどんな風に動き始めているのか知ることから始めませんか?
 


 

◆ 鈴木代表理事 行動予定

9月18日(火)  9時〜  エネ経事務局会議(鈴廣)
9月22日(土)  10時〜  江戸川区視察(鈴廣)
9月27日(木)  18時〜  関東学院大学高井教授 懇親会&視察(鈴廣)
9月29日(土)  13時30分〜  エネ経東北(山形)勉強会
10月2日(火)  9時〜  エネ経事務局会議(鈴廣)
10月12日(金)    気候変動サミット(虎ノ門ヒルズメインホール)
10月16日(火)  11時〜  二宮町子育てママ視察&講話(鈴廣)
10月18日(木)  18時〜  SDGs勉強会(鈴廣)
10月22日(月)  18時〜  エネ経北海道(札幌)勉強会
10月24日(水)  9時〜  エネ経事務局会議(鈴廣)
10月27日(土)    ローカルサミットin小田原
〜28日(日)    
10月29日(月)    外務省気候変動シンポジウム
10月30日(火)  18時〜  SDGs勉強会②(鈴廣)
11月7日(水)  9時〜  エネ経事務局会議(鈴廣)
11月9日(金)  9時30分〜  川崎クールアース視察(鈴廣)
11月14日(水)  13時〜  太陽光発電シンポジウム(浅草ヒューリックホール)
11月15日(木)  11時〜  エネ経会議理事会
   13時〜  エネ経視察会 リコー御殿場工場
11月21日(水)  15時〜  エネ経九州(鹿児島)勉強会
11月26日(月)  9時〜  エネ経事務局会議(鈴廣)
     茅ヶ崎商工会議所にてエネルギー講話(茅ヶ崎商工会議所)
12月2日(日)    エネ経関東(東京)勉強会
12月5日(水)  15時〜  COOL CHOICE事業者セミナー
2月15日(金)  13時〜  関東学院大学様 視察&講演&懇親会(鈴廣)
3月24日(日)  14時〜  秩父再生可能エネルギー推進講演会(秩父宮記念市民会館)