議論を尽くす
「小田原評定」という言葉があります。世間一般では、ものが決められない優柔不断な状況を揶揄する否定的な言葉として流布しています。
戦国時代、北條氏が五代100余年にわたって、私の地元である相州小田原を中心に関東一円を治めたわけですが、その北條氏の最後、五代氏直が豊臣秀吉率いる諸国列強の連合軍20万の軍勢に攻められました。何度も開かれた軍議において、多勢に無勢の中、降参して城を明け渡すか、あるいか籠城して徹底抗戦するか、意見百出で決められず…という様子から出た言葉として知られています。
が、史実はどうかはさておき、私の地元では少々異なる捉え方をする人が多いです。結果として、無血開城をして家来の命を助け町民への被害を最小限に抑えた評価されるべきことだと…。地元では、むしろ、知恵を集め意見を戦わせる「小田原評定」こそ為政者にとってあるべき姿だと肯定的に評価する声も多いのです。ただ、史実は厳しく、小田原は焦土になることは避けられましたが、結局城を明け渡した北條氏は滅びるわけです。
今の政治の姿を観るにつけ、この逸話を思い出します。国民的な議論とはあるうるのか?あるとしたらいったいどういうものであるべきなのか? しばらく前にはなりますが、国のエネルギー政策については国民的議論をすると言っていませんでしたっけ?
◆ 鈴木代表理事 行動予定
6/16(金) 10:30〜静岡件掛川市消費者協会様視察(鈴廣)
6/17(土) 14:20〜平塚での地域シンポジウム(ひらつか市民活動センター)
6/18(日) 12:00〜エネ経書籍打ち合わせ(鈴廣)
6/20(火) 11:00〜慶應SFC大学院にて講演(慶應義塾大学)
6/27(火) 18:00〜ごまめの会にて講演(議員宿舎会議室)
6/27(火) 15:00〜株式会社山岸様視察(鈴廣)※鈴木の講演はございません。
6/28(水) 9:00〜エネ経事務局会議(鈴廣)
6/30(金) 10:00〜里のS(鈴廣)
6/30(金) 午後 ソーラージャーナルアポイント(鈴廣)
7/ 1(土) 11:35〜番來舎様視察(鈴廣)
7/12(水) 8:00〜エネ経事務局会議(鈴廣)
7/15(土) 13:30〜深谷上映会・講演(深谷市民文化会館)
7/16(日) 14:00〜シュタインバイス大学様 体験教室(鈴廣)
7/17(月) シュタインバイス大学様 講演・視察(鈴廣)
7/20(木)〜21(金) 下川町(北海道)視察会
7/26(水) 11:00〜生活協同組合ユーコープ様ご来社(鈴廣)
7/26(水) 14:30〜星槎大学教員免許更新講習
7/29(土) 9:00〜エネ経事務局会議(鈴廣)
8/16(水) 9:00〜エネ経事務局会議(鈴廣)
8/19(土) おひさまマルシェ
8/20(日) ATC祭り
8/23(水) 14:15〜小田原箱根商工会議所大博覧会エネルギーツアー(鈴廣)
8/30(水) 9:00〜エネ経事務局会議(鈴廣)
9/ 8(金) 10:00〜アルファ・ウェーブ様視察(鈴廣)
9/19(火) 午後 埼玉RC様視察(鈴廣)
9/25(月) 番來舎講演(番來舎)
10/9(月) 午後 京都府建築士会宮津支部様視察(鈴廣)
10/18(水)13:30〜びわ湖環境ビジネスメッセ 講演(長浜バイオドーム)
10/30(月)10:00〜名古屋工業大学卒業生様視察
11/21(火)13:00〜日独環境フォーラムにて講演(東京・御茶ノ水ソラノシティカンファレンスセンター)