メルマガ投稿依頼を受けて、改めてどうしてエネ経会議に出会っんたんだろうと思い返しました。エネ経会議主催で大手町で開催された「新しい火の創造」エイモリー・ロビンス氏のセミナー参加だったんだと思い出しました。

 

自然エネルギー普及で影響を受け指針にしている鈴木悌介氏と佐藤彌右衛門氏のお二人の共通点は行動力に溢れ、魅力的な人柄そして永年続く老舗の実業家であることです。

 

鈴木さんの鈴廣かまぼこは創業慶応元年1865年、会津電力()社長の彌右衛門さんは会津で寛政21790年から続く大和川酒造の9代目当主であり、お二人とも後世につなぐことの難しさ大切さを日々感じておられるのではと推察します。

 

お話を聴くたびを扱う上でのエネルギーの重要性について、如何にきれいな自然と安全な環境が大切かを説かれます。

 

結婚を機に手の届く住まいにとたまたま移り住んだ板橋ですが、地元となる子供達にいい街だなと思えるものを残したいと、本業の住宅設計で省エネについて調べているなかで、環境に貢献出来る再エネを板橋に広めることを模索し始めました。

 

都心から離れた、これといった特色のない地域ですが、地元企業が多く残る板橋の特色を生かして、再エネと企業を結び付けられたら住宅より広い場所が確保しやすく経済的メリットも産まれるのではと思い立ちました。

 

一人で動き出したとき、地元企業の社長などの繋がりもなくどうしたものかと思案しているとき、思い切ってエネ経会議事務局の小山田さんに鈴木悌介代表理事をお呼びしてセミナーを板橋で開きたいとお願いしました。私にとっては初めての企画であり、勝手が分からず再三のスケジュール変更など代表理事にはご迷惑をお掛けしました。何とか地元大山商店街事務局長の参加もいただき40名を超える方々が参加し開催する事が出来ました。鈴木代表理事には何かにつながってくれれば来た甲斐があるよと声を掛けられました。

 

そして、そこにたまたま参加してくれた湘南電力社長の渡部さんが板橋在住と知り、板橋に新電力を作れますかとお聞きしたところ作れますよと地域貢献を考えていたんですとの返事で、「再エネ・電力利益・人の想いがめぐる」新電力会社を立上げることになりました。

 

自分の子どもとも言えるような年代の方々ですが実業でそれぞれ才能を発揮しておられ、社会貢献の意味付けをしてくれる女性陣3人と立上げ実務を担う男性陣3人とで初夏の設立に向けて活動中です。

 

有ることが難しい、正に有り難いことです。偶然の出会いのつながりから産まれようとしている都市型再エネ地域貢献新電力会社「めぐるでんき」、本年5月設立記念シンポジュウム開催を予定しています、ご期待ください。